第22回 『フェストで見つけた古いモノ』
5月になるとドイツでは各地で
サマーコンサートや移動遊園地、フェスティバルなど色々な催しが行われます。
フェスティバルで古いモノを見つけてみました!!

5月中旬 気温13度、先週までの季節はずれの
暑さから一転して寒さが戻っています

ここはドイツ アーヘン近郊のフェスティバル
入り口で見つけた古いモノ???なぜかパリ
こういう物を見ると思わず顔を入れてしまいます

奥の車も結構古い
フロントが2枚ガラスになっています
フェストはやっぱり大道芸
ウィリアムテルのコメディー版
時代は1940年代のセッティング

撮影用カメラ、三輪車、小道具、衣装など当時のモノ
を実際に使用しています
これでもちゃんと走るんです
その先にあった屋台の帽子屋さん
帽子を製作中です
こだわりのドイツ職人
さすが職人の国 ドイツと思わせるこだわりよう

防寒・防風性を重視したドイツの帽子は有名です
道具だって古いモノをずっと大切に使い続けます
こちらはなにやら良い雰囲気で語り合う二人
ストレスの多いこの時代


手相占い小屋も繁盛しています

家具も外灯もアンティークです
古いキャンドル状のランプスタンドが素敵です
焼き鳥の大きい版
これは最高に美味しい



でも ちょっと大き過ぎ
なにやら すごい音がする場所に行くと!!


なんだ なんだ なんだ!!!
屈強なドイツ人が木と格闘
チェーンソーを使って大木を見事な彫刻に変えています



短時間で手際良く作り上げる作品は見事
チェーンソーだけでこの出来栄え
ちょっとビックリです
こちらはピザ屋さん
即席屋台とは思えないほど本格的
屋台と言っても、お店の雰囲気は大事な要素
このへんもドイツ人マイスターのこだわりです


内部は何と寄木に漆喰作り
器の台に注目!!


馬車の車輪を使用
ちょっと笑えるアイデア
注文して焼いて窯から取り出したばかりの出来立てのピザ
薄い生地なのでパリパリして美味しいです
目の前で手際良くカッターでカット

ピザカッターも相当古いモノ
こちらはキャンドル教室
昔の工法でキャンドルの作り方を教えています
熱で溶かしたロウの入った缶に灯芯を浸します
滑り落ちるのを防ぐために灯芯の先端を結んでおきます

数秒で引き上げます。
これを10回以上繰り返すと太いキャンドルの出来上がり

色々な色のロウが入った缶が用意されて
好きな色のキャンドルを作れます
こちらは古いモノと言うより ちょっと懐かしい人
二夜明けて 今日は気温26度
一昨日とは一転して暑さが戻って来ました
今日は自宅から30kmの場所にあるお城のフェストです


牧歌的な風景と気持ちいい天気でワクワクです
「historischer Markt」 

「歴史的なマーケット」??


では入城してみましょう
1094年に作られたお城です
美しい庭園では国際的なガーデンショーや
クラシックコンサートなどが開かれます

でも今日はちょっと違います

昔にタイムスリップ??
あんな所に集落が、、、
騎士達??

ロケではありません
ここにも 集落が

ちょっと近寄ってみます
薪を割って火をおこし 食事中かな
ススで真っ黒になったホーローのティーポット
お湯を沸かしています
テントには電気が無いのでランタンが下げられて
ブリキのタライで洗い物
歩いている人達もみんな変な格好
熊じゃないよ
ここにも
あそこにも
なんか時代が違うよね


今日は中世の格好をした人たちが集まるフェストです
フェストが開かれる4日間はこの格好で過し、
日頃の雑踏を忘れ当時と同じ生活をしてテントで寝食をし
中世の時代に思いを馳せるそうです
さすが仮装が大好きなドイツ人

入り口で色々な中世の衣装を販売していて
一般の入場者もその時代の雰囲気に浸れるようになっています

私はさすがに買いませんでしたが、、、
来年は着てたりして(笑)
海賊船と思いきや
海賊船を模したバーです

ビールにワイン、シュナプス(蒸留果実酒)など販売しています
もちろん店員さんの格好はバイキングスタイル
遊びと言ったら

輪投げ
馬の蹉跌を投げてアイアンの棒に引っ掛けます
結構難しいです


でもはまるかも
無理に頼んで自分用に蹉跌を3つ購入
場所柄 人もまばらです

でも当たり前か

宣伝も無くこんなフェストが開かれているなんて
ほとんどの人が知らないのですから
テント張りの露天では中世の小物や装飾品、
剣、弓矢、槍に楯も売っています




何か食べようかな
クレープ屋を発見


ドイツ人もクレープは大好きです
でもでも クレープよりもっといいモノ発見!!
屋台なのにこのディスプレイ

素敵です



あの ランタン欲しいな
沢山見つけた古いモノ
こちらはパン屋さん
あったあった やっぱり

レードルやアイアンキッチンツール
これらは完全にディスプレイ用
どこの屋台も競っているよう
これは鍛冶屋の屋台です
昔の工法で鍵やナイフ、ドアの取手などを作っています
動物の皮でできたフイゴを使って火に空気を送り込んで
鉄を溶解させます
そして「鉄は熱いうちに打て」とばかりに
重いハンマーを振り落とします
「カンコンカンコン」 リズムカルな音色


でも 手作りって本当に大変そう
作った作品は即売されています
ちょっと珍しいモノ 発見
ビールでしょう
色が違う


赤いよ
果汁を混ぜて再発酵させたビール


その名もサクランボから作られたキルシュビールです


喉越しはフルーティーで飲みやすく
結構お気に入りになるかもしれません
次は昔のワインさん
スペインやイタリア、フランスより北に位置するドイツでは
普通の栽培方法ではなかなか葡萄が育ちません

そこで川の斜面に葡萄を栽培して、
川に反射する太陽の光と熱も利用しています

このような地形を生かしたブドウ栽培の結果が
北に位置するにもかかわらず優れたワインが
各地で生産されている理由なのです
当時と同じ木に書かれた説明書き
陶器のボトルに入ったワイン

昔はこんなボトルに入っていたんですね

たくさん集めたくなるほどいい感じです
でも飲み過ぎに注意してくださいね
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